応援しているクラブのユニフォームを初めて買ったとき、自分は何も考えずに普段と同じサイズを選びました。普段の服はLサイズを着ているので、当然のようにLを選んだんです。
ところが、届いたユニフォームを着てみて驚きました。想像していたよりもかなりタイトで、まるでインナーを着ているような状態になってしまったんです。ユニフォームは決して安い買い物ではないので、「これは失敗したな」という気持ちがなかなか抜けませんでした。
調べてみると、ユニフォームのサイズ選びには普段の服選びとは違う独特の落とし穴がいくつもありました。この記事では、自分が実際にやってしまった失敗をもとに、買う前に知っておきたかったポイントをまとめています。これから購入を考えている方の参考になれば嬉しいです。
なぜユニフォームのサイズ選びは難しいのか
サッカーのユニフォームがサイズ選びで失敗しやすい理由は、大きく分けて2つあると思っています。
1つ目は、そもそもユニフォームが「プレー用のウェア」として設計されているという点です。
普段着のシャツやTシャツは、ある程度ゆとりを持たせて作られていることが多いですが、ユニフォームは選手が実際に走ったり動いたりすることを前提にした作りになっています。そのため、同じ「Lサイズ」でも普段着と比べて体にフィットする設計になっていることが少なくありません。
2つ目は、ブランドやメーカー、モデルによってサイズ感がかなり違うという点です。
海外ブランドの製品が多いこともあり、表記されているサイズが日本の一般的な感覚とずれていることもよくあります。「前に買ったユニフォームはこのサイズでちょうどよかったから」と同じ感覚で選んでも、別のブランドだと全然違うということが起こりうるんです。
この2つが重なると、「自分の普段のサイズ」という基準がほとんど当てにならなくなります。自分が失敗したのも、まさにこの点を知らずに買ってしまったからでした。

落とし穴①:普段の服のサイズ感と違う
自分が一番はっきり体感したのが、この落とし穴でした。普段Lサイズを着ているから、ユニフォームもLでいいだろう。そう思って選んだ結果、想像以上にタイトな仕上がりになってしまったんです。
着てみると、体のラインがしっかり出るくらいフィットしていて、上から何かを羽織ろうにも窮屈で、正直「これはインナーとして着るものなのでは」と思ってしまうほどでした。選手がプレー中に着ているものだと考えれば当然の作りなのですが、そこまで想像が及んでいなかったんです。
ここで大事なのは、「普段のサイズ」と「ユニフォームのサイズ」は別物として考えることだと思います。感覚で選ばず、まずは商品ページに記載されているサイズ表(身幅や着丈などの実寸)を確認して、自分の持っている服と比べてみるのが一番確実です。

落とし穴②:着るシーンによって最適なサイズが変わる
もう一つ見落としがちなのが、「そのユニフォームをどんな場面で着るのか」という視点です。
同じユニフォームでも、自分でプレーするために着るのか、スタジアムで観戦するときに着るのか、あるいは普段着として気軽に着たいのかによって、ちょうどいいサイズは変わってきます。プレー用ならフィットした方が動きやすいですが、観戦用や普段着として着るなら、少しゆとりがあった方が快適なことが多いです。
特に見落としがちなのが、スタジアム観戦での重ね着です。春先や秋冬の試合だと、スタジアムはかなり冷え込みます。ユニフォームの下に長袖のシャツやトレーナーを着たくなる場面が出てくるのですが、ジャストサイズを選んでしまうと、そもそも重ね着ができません。
自分も失敗してからは、この点を意識して選ぶようになりました。今は「ユニフォームの下に長袖のトレーナーを着られるかどうか」を基準にして、少し大きめのサイズを選ぶようにしています。この方が、季節を問わず活躍してくれるので結果的に満足度が高いんです。

落とし穴③:モデルや年代、海外サイズによってサイズ感が違う
これも意外と知られていないポイントですが、同じクラブのユニフォームでも、モデルや発売年によってサイズ感が異なることがあります。
サッカーのユニフォームには、選手が実際に試合で着用するモデルと、ファン向けに販売されるモデルがあり、前者の方がよりタイトな作りになっていることが一般的です。同じサイズ表記でも、どちらのモデルを選ぶかで着心地はかなり変わってきます。
さらに注意が必要なのが、海外クラブのユニフォームを買う場合です。海外のクラブショップや海外通販で購入すると、日本国内向けの製品とは違う「海外サイズ」で展開されていることがあります。海外サイズは日本サイズよりも大きめに作られていることが多く、「日本でLを着ているから海外でもL」と考えると、今度は逆にブカブカになってしまうこともあるんです。
サイズ表記そのものが違うケースもあります。日本では「S・M・L・LL」といった表記が一般的ですが、海外では同じアルファベット表記でも基準が異なっていたり、ヨーロッパ製品だと数字表記(46・48・50など)が使われていたりします。さらに、キッズサイズは身長表記(140・150cmなど)や年齢表記になっていることも多いです。表記の形式が違うと、そもそもどれが自分に合うサイズなのか直感的にわかりません。こういう場合こそ、アルファベットや数字ではなく、実寸(身幅・着丈など)を見て判断するのが確実です。
また、メーカーはシーズンごとにデザインや素材を変えるため、同じクラブ・同じサイズでも年によって着用感が違うということもあります。「去年買ったユニフォームと同じサイズにしておけば安心」という考え方が、必ずしも通用しないんです。
だからこそ、購入前にはそのユニフォームのサイズ表を毎回確認するクセをつけておくのが安心です。少し手間に感じるかもしれませんが、高い買い物だからこそ、この一手間が失敗を防いでくれます。

失敗しないためにやっておきたいこと
ここまでの落とし穴を踏まえて、実際に買う前にやっておくとよいことをまとめます。
- 可能であれば店舗で試着してみる
- 試着が難しい場合は、商品ページのサイズ表(身幅・着丈・肩幅などの実寸)を必ず確認する
- 観戦用として買うなら、重ね着する分のゆとりを最初から計算に入れておく

まとめ:買う前にこれだけは確認しよう
ユニフォームのサイズ選びで失敗しないために、最後に押さえておきたいポイントをまとめます。
普通の服のサイズをそのまま当てはめないこと。
ユニフォームはプレー用のウェアとして作られているので、同じ表記でもタイトに感じることが多いです。次に、着るシーンを具体的にイメージすること。特にスタジアム観戦なら、重ね着できるゆとりがあるかどうかで快適さが大きく変わります。そして、モデルや年代、購入する国によってサイズ感が違うので、毎回サイズ表を確認すること。この3つを意識するだけで、失敗の可能性はかなり減らせるはずです。
ユニフォームは決して安い買い物ではないからこそ、買う前のひと手間が大切です。自分は最初にサイズ選びで失敗しましたが、その経験があったからこそ、今は納得のいく一着を選べるようになりました。この記事が、これからユニフォームを買う方の後悔を減らす助けになれば嬉しいです。

