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ルール解説

サッカーポジション/覚えられない人のための図解暗記法

「サッカーのポジションなんて、GK・DF・MF・FW の 4 つだけ覚えておけば大丈夫だよ」

そう言われて観戦デビューしたのに、いざスタジアムやテレビの前で経験者の人たちの会話を聞いていると、
「あの選手、リベロっぽい動きだよね」
「サイドハーフが低い位置まで戻ってるな」
「ウイングバックが攻め上がってる」
こんな聞いたこともない言葉がポンポン飛び出してくる。そんな経験、ありませんか?

実はこれ、自分にも覚えがあります。小学生の頃、サッカーに詳しい大人にポジションについて聞いてみたら、自信満々に知らない言葉をたくさん話されてしまい、完全に混乱してしまったことがありました。
しかも話している本人はそれが専門的な言葉だなんて全く気にしていない様子で、「これは経験者に聞くの、ちょっと面倒だな…」と感じたのを今でもよく覚えています。

この記事では、GK・DF・MF・FW の基本 4 ポジションから一歩踏み込んで、経験者との会話や初心者同士の会話でもよく出てくる用語を、いつでも見返せる用語集としてまとめました。経験者に囲まれたときも、初心者同士で話しているときも、この記事があれば「それ何?」で会話が止まることが減るはずです。

早見表:よく聞くポジション用語一覧

まずは全体像から。GK・DF・MF・FW という 4 つの大きなカテゴリーの中に、それぞれさらに細かい呼び方が存在しています。ざっくり一覧にするとこんな感じです。

大分類 よく聞く用語

・GK (基本的に GK のみ)

・DF センターバック、サイドバック、ウイングバック、リベロ

・MF ボランチ、サイドハーフ、トップ下、ウイングハーフ

・FW センターフォワード、ウイング、シャドー

「なんだ、意外と種類多いな」と思われたかもしれませんが、大丈夫です。実はこれ、ピッチ上の「立ち位置」で呼び方が変わっているだけなんです。次の見出しから、DF・MF・FW の中身を一つずつ、位置のイメージと一緒に解説していきますね。

DF 系の用語:センターバック、サイドバック、ウイングバック、リベロ

DF(ディフェンダー)は守備の要ですが、ピッチのどのあたりを守るかによって呼び方が変わります。

①センターバック
ゴール前の中央エリアを守る選手です。相手 FW と直接競り合う、いわば守備の中心人物です。

②サイドバック
ピッチの左右(サイド)を守る選手です。守備だけでなく、攻撃時にはサイドを駆け上がってクロスを上げる役割も担います。

③ウイングバック
サイドバックよりもさらに攻撃的な立ち位置を取る選手です。守備の枚数を減らして攻撃に人数をかける戦術のときに使われる呼び方で、サイドバックよりも高い位置(相手ゴールに近い位置)まで上がっていくのが特徴です。

④リベロ
センターバックの後ろに一人だけ置かれる、いわば「最後の砦」的なポジションです。他の DF がカバーしきれなかった場面をフォローする役割で、近年は採用するチームが少なくなってきていますが、解説などで今でも耳にすることがあります。

MF 系の用語:ボランチ、サイドハーフ、トップ下、ウイングハーフ

MF(ミッドフィルダー)は攻守の中継地点となるポジションで、ここも立ち位置によって呼び方が変わります。

①ボランチ
ピッチの中央、DF のすぐ前あたりに位置する選手です。攻撃と守備の両方に関わり、パスの出し所になったり、相手の攻撃を最初に食い止めたりする、いわばチームの心臓部のような役割です。

②サイドハーフ
ピッチの左右(サイド)を主戦場とする選手です。サイドバックと連携しながら、攻撃時にはドリブルやクロスで攻め込み、守備時にはサイドバックの前で相手を食い止めます。トップ下は、FW のすぐ後ろ、攻撃の一番前寄りに位置する選手です。パスセンスやアイデアを活かして決定的な仕事をする、攻撃の司令塔的な役割を担うことが多いポジションです。

③ウイングハーフ
サイドハーフと似ていますが、より守備の負担が大きい立ち位置を指す呼び方です。3 バックの布陣(DF が 3 人の並び)でよく使われる用語で、攻守にわたって長い距離を上下動する体力が求められます。

FW 系の用語:センターフォワード、ウイング、シャドー

FW(フォワード)は最前線で得点を狙うポジションですが、ここも立ち位置によって呼び方が変わります。

①センターフォワード
ピッチ中央の最前線に位置する選手です。相手ゴールに一番近いところで得点のチャンスを狙う、いわば得点の最終仕上げ役です。

②ウイング
ピッチの左右(サイド)の高い位置に張る選手です。スピードやドリブルを活かしてサイドから仕掛け、クロスを上げたり、自分でゴールを狙ったりします。

③シャドー
センターフォワードのすぐ後ろに位置する選手です。「影」のように前線をサポートすることからこう呼ばれていて、センターフォワードと連携しながら、自らも得点に絡んでいく役割を担います。

私がやった暗記のコツ

ここまでいろいろな用語を紹介してきましたが、「結局全部覚えられる気がしない」と思った方もいるかもしれません。自分も最初はそうでした。
そこで自分がやったのは、ピッチを 12 個くらいの区画に区切って、「このエリアにいる選手はこう呼ばれる」と場所とセットでイメージする方法です。
用語だけを丸暗記しようとすると、名前と名前が混ざってごちゃごちゃになってしまうんですが、ピッチ上の位置と紐づけて覚えると、「あ、あのへんにいる選手がウイングバックか」と、試合を見ながら自然に用語が結びついていきました。コツとしては、最初から全部の区画を完璧に覚えようとしないことです。まずは自分がよく見るポジション(好きな選手のポジションなど)から一つずつ覚えていって、少しずつ区画を埋めていくくらいの感覚で十分だと思います。

まとめ:この記事をブックマークしておけば安心

GK・DF・MF・FW という基本 4 ポジションだけでも観戦は十分楽しめますが、経験者との会話や実況・解説の中では、今回紹介したような細かい用語がどんどん出てきます。でも、それぞれの用語が「ピッチのどのあたりにいる選手を指しているか」さえ押さえておけば、怖がる必要は全くありません。

もし試合を観ていて「今の用語、なんだっけ?」となったら、この記事を辞書代わりに見返してもらえれば大丈夫です。
経験者に囲まれたときも、初心者同士で話しているときも、一つずつ用語を拾えるようになれば、サッカー観戦がもっと楽しくなるはずです。
自分自身、小学生のときに知らない言葉の連発でフリーズした経験がありますが、今思えばあれも「早く用語を覚えたい」と思うきっかけになっていました。焦らず少しずつ、自分のペースで用語を増やしていってくださいね。

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